加齢による早漏
歳を取ってくると射精を我慢できなくなり、思っても見なかったタイミングで『あ、出ちゃった』となることがあります(出たというよりは『漏れた』という方が近いかもしれません)。
この際にゴムを付けてなかったりするとあわや大惨事、ということにもなりかねません。
なぜこんなことが起こるかというと射精を抑えておく筋肉、いわゆる『PC筋』が加齢で衰えてきて射精を我慢することができなくなるからです。
『PC筋』は特に一日中座りっぱなしの仕事をしている人は衰えやすく、デスクワークや長距離トラックの運転手などはこの『衰弱性早漏』に注意する必要性が高いです。
また、『衰弱』とか『加齢』とかという単語が出てくるので老齢になってからなるものと思っている方も居るかもしれませんが、主に中年以降、中には30代でも衰弱性早漏になる人はいるので『最近急に早漏になってきた』というひとはこのページを参考にPC筋を鍛えてみてください。
PC筋の鍛え方
PC筋とはPuboCoccygeus(ピューボ・コクシギウス)の略で骨盤底筋とも呼ばれています。
簡単にいえば小便を途中で止めるときに使う筋肉で、玉袋の根元あたりを意識してキュっと閉めるとPC筋を締めることができます(お尻がキュッと引き締まったらそれは括約筋です)。
実際にトイレで小便を止めてみて確認してもいいのですが、小便を途中で止めるのは健康に悪いため、トイレでPC筋を鍛えようとするのはやめましょう。
このPC筋ですが鍛え方は簡単で、上の方法で確認した筋肉を数秒キュッと締めて、ゆっくりと緩めて、またきゅっと締めるということを20回ワンセットで一日2〜3セット程度繰り返すだけです。
なお、PC筋が衰えている場合は筋肉痛になって痛くなることもあるので、最初は10回2セット程度で次の日痛くなってないか確かめたほうがいいかもしれません。
重要なのは毎日繰り返すことなので、例えば通勤中の電車の中や昼休憩中など『この時間はPC筋を鍛える』と決めておき、毎日トレーニングを欠かさないようにしましょう。
PC筋と勃起力
勃起はペニスの海綿体に血液が送られることによって起こりますが、PC筋はペニスに海綿体に送られた血液が逆流してこないように栓をする働きがあります。
つまり、PC筋を鍛えていないといわゆる『フルボッキ』状態が保てなかったり、セックス中に『中折れ』してしまったりするわけです。
勃起力の衰えは20代でもあり得ることなので、もしかしたらこの記事を読んでいるあなたのペニスサイズも本当は今より一回り大きいのかもしれません。
また、細胞には【可塑性】というものがあり、例えばお腹に贅肉が増えてくると腹の皮は伸びてタプタプになります。
同じようにペニスも血液が十分に送られキツキツの状態が続くと、ペニスのサイズを大きくしてその状態を保とうとします。
つまりPC筋を鍛えることでフル勃起時のサイズを限界まで大きくし、その状態をしばらくの期間続けるとペニスのサイズがアップする可能性まであるのです。
ちなみに早漏改善のサイトでなぜペニス増大についてここまで熱く語るのかというと、PC筋トレーニングはモチベーションを保ってずっと続けていくことが非常に難しいトレーニングだからです。
特に早漏改善については効果が実感しにくく、途中で飽きてやめてしまう人も多いので効果が目ではっきりと見やすいペニス増大にも効果があるということを紹介することにしました。
もし過去にPC筋トレーニングを途中でやめてしまったという人は、ものさしを片手にもう一度始めてみてはいかがでしょうか?